最近UFOキャッチャーにハマっている話

最近、ゲームセンターによく行くようになりました。きっかけは、UFOキャッチャーにすっかりハマってしまったことです。 よく行くのは、万代やキャッツアイといったお馴染みのお店。昔はゲームセンターといえばメダルゲームや格闘ゲームが目的だったのですが、今では真っ先にクレーンゲームのコーナーへ足を運んでしまいます。

狙うのはぬいぐるみではなく、もっぱらお菓子や日用品です。特にフックで引っ掛けるタイプや、箱に入ったお菓子を落とすタイプの台ばかりやっています。ぬいぐるみも可愛いのですが、どうしても持って帰った後の置き場所に困ってしまいます。その点、お菓子やカップ麺、ちょっとした日用品なら、取った後に自分で消費できるので実用的なんです。「これ、普通に買ったら数百円だよな」なんて, 頭の中で地味な計算をしながら台を見定める時間が、意外と楽しかったりします。

なぜかチョコパイが取れない

しかし、現実はそう甘くありません。最近特に苦戦しているのが、ファミリーパックのチョコパイです。 YouTubeでクレーンゲームの攻略動画を観ていると、有名な配信者の人たちは「こうやってアームを寄せて、ここに引っ掛ければ一発です!」と、いとも簡単にチョコパイの箱を仕留めています。それを観て「なるほど、これなら自分でもいけるな」と思って実際に店舗へ行くのですが、これが全く上手くいきません。

自分がアームを操作すると、狙った場所に爪が入らなかったり、入ったとしても箱がピクリとも動かなかったりします。あのツルツルした箱の表面と、台に施されたピンク色の強力な滑り止めゴムが、完璧にアームのパワーを無力化してくるんです。何度も「あと一回やれば落ちるはず」と自分に言い訳をして100円玉を投入し続け、気付けば結構な額を課金していることも珍しくありません。お店の設定やアームの強さがYouTubeの動画とは根本的に違うのに、動画のイメージを引きずったまま熱くなってしまうのが、敗因なのは分かっているのですが、悔しくてついつい頑張ってしまいます。

橋渡しと突っ張り棒の罠

お店によって景品の置き方が違うのも、難易度を跳ね上げている要因です。よく見かける設定だけでも、いくつかのパターンがあります。

設定タイプ主な特徴個人的な難易度
橋渡し設定2本の平行な棒の間に景品が載っている設定。左右に少しずつずらす「縦ハメ」が基本。★★★☆☆ (微調整が必要)
突っ張り棒設定斜めに突っ張り棒が入っている変則的な設定。重心の見極めが極めて難しい。★★★★★ (ほぼ運に近い感覚)

基本の「橋渡し」なら、景品の奥側と手前側を左右交互に狙って少しずつ回転させる「縦ハメ」でなんとか形にできることもあります。しかし、斜めに突っ張り棒が入っているような変則設定になると、もうお手上げです。狙うべきポイントが毎回変わってしまいますし、重心がどこにあるのか見た目ではさっぱり分かりません。

それでも、休日にちょっと遠方の店舗まで足を延ばして遊ぶのは、良い気分転換になっています。他のお金がかかりそうな趣味に比べれば、投資する金額も少なくて済みますし、何より「自分の手でクレーンを動かしている」という操作感が純粋に楽しいのです。

平成レトロな筐体が恋しい

最近のゲームセンターのUFOキャッチャーは、ガラスケースの中に景品が1個だけポツンと置かれている設定が主流です。なんだか洗練されすぎていて、少し寂しさを感じることもあります。

久しぶりに、昔ながらの平成レトロなUFOキャッチャーをやりたいな、と思う今日この頃です。アームの強さもよく分からないけれど、ぬいぐるみがこれでもかと山積みに詰め込まれていて、掴んだらそのままボトッと落ちるか、あるいは奇跡的に持ち上がるか、そんな大雑把で実力なのか運なのか分からない時代の筐体です。セガの「NEW UFO CATCHER」などの、あの少し掠れた電子音のBGMが流れる中で遊んだ記憶が、妙に懐かしく思い出されます。

現在の新しいゲームセンターには最新の筐体しか置いてありませんが、温泉街の古いゲームコーナーや、ひなびたホテルのゲームルームに行くと、たまにそういう古い機械が現役で動いていたりします。そういう場所で、のんびりとレトロなUFOキャッチャーを遊ぶのも、最近のささやかな目標だったりします。

以前訪れた門別温泉のゲームコーナーなどについては門別とねっこの湯で、のんびり500円温泉にも書いていますが、あのどこか懐かしい雰囲気の中で遊ぶゲームは、また特別な良さがあるんですよね。

結論として、UFOキャッチャーは難しすぎて、普通にプレイしていては絶対に元は取れないなと感じています。どんなに攻略動画を観て勉強しても、アームの強さや滑り止めのコンディション、お店の設定が違えば通用しません。一番の攻略法は、YouTubeを参考にしつつも深追いはせず、アームの強さが良さそうな「良設定の台」をじっくり見極めることなんだと思います。

元を取るのは諦めました。