BOSSのBass Driver「BB-1X」の安心感

今日は楽器、とりわけエフェクターのお話をしようと思います。 久しぶりに、ベースの足元にずっと置いている「Bass Driver」というコンパクトエフェクターについて書いてみます。

Bass Driverは、BOSSから出ているコンパクトなエフェクターで、ベースのダイレクトボックス(DI)のような役割も兼ね備えている優秀な機材です。 これを使う前は、いわゆる「銀色のBass Driver」を使っていました。 以前は、3,000円ほどで購入した、ベリンガーの「V-Tone Bass Driver DI BDI21」というエフェクターです。

当時、たった3,000円ほどの価格なのに、あの有名な「サンズアンプ」のような太く迫力のある音が出せるということで、ベーシストの間でかなり話題になっていた記憶があります。 安くて扱いやすい銀色の筐体は、初心者の私にとっても非常に心強い味方でした。

しかし、しばらく使っているうちに、もう少しコシがあって、しっかりと歪みが乗るエフェクターが欲しくなってきました。 そこで、思い切って島村楽器の店頭で、BOSSのBass Driver「BB-1X」を購入することにしたのです。 当時の価格で、だいたい2万円くらいだったでしょうか。 3,000円のベリンガーから比べるとずいぶん大きな買い物でしたが、その品質の高さは今でも十分に満足しています。

BOSS BB-1X Bass Driver

画像引用元:BOSS 公式サイト

ドライブを少し足したい時の安心感

このエフェクターに対する感想としては、特に突飛な機能や特筆すべき奇抜さがあるわけではありません。 ネット上で他のユーザーの方が書いているレビューと大体同じような感想になってしまいますが、とにかく「ドライブ(歪み)を乗せたい」という時に、非常に素直かつ十分に対応してくれる頼もしさがあります。

音域の調整もかなり細かく行うことができ、プリアンプとして音作りを整えるだけでなく、オーバードライブとしても十分に活躍してくれるポテンシャルを持っています。 私の普段のセッティングとしては、基本的にすべてのつまみを12時の方向(中央)にしています。 少し強めのドライブ感を乗せたいなと感じた時にだけ、DRIVEのつまみを1時か2時の方向に向けて、ほんの少し歪みを増すような使い方をしています。

実は、私はこのエフェクターをアンプに繋いで大音量で鳴らしたことがありません。 普段の練習環境がヘッドホンでのモニターのみであるため、ヘッドホンから聴こえてくる音だけで判断しています。 そのため、いつか外のスタジオやライブハウスで、大きなアンプを通して鳴らしたときにどんな素晴らしい音響になるのか、今から今後の楽しみにしています。

どんなベースにも歪みを乗せてくれる

この「BB-1X」は、どんなキャラクターのベースに合わせても、それぞれの個性を殺さずに自然と馴染んでくれるエフェクターだと思っています。

私は、愛用しているムスタングベース(数年愛用の SCHECTER「PS-MSB」紹介)にブースターを前段で通すという、人によっては少し無理があるかもしれない使い方をしています。 しかし、そんな個性的なセッティングであっても、あるいは普通のパワーのあるベースであっても、低音が痩せることなく綺麗にコシのある歪みを乗せることができます。 もし足元の歪みペダルで迷っている方がいれば、試しに買って使ってみる価値は十二分にあると感じています。

作りがしっかりしていて壊れにくく、実戦でいつでも使える安心感があるのは、さすがのBOSS製品です。 特にコンパクトなサイズにこの機能がまとまっている点が素晴らしいですね。 私のボードでは、基本的には常にエフェクトをオンにした状態(かけっぱなし)で使用しています。

少し値は張りますが、一度手に入れるとずっと手放せない定番の一台になること間違いなしです。

足元にBOSSがあるという安心感